第1幕3曲魔女ザルムホーファーの逃亡
mothy
第1幕3曲魔女ザルムホーファーの逃亡 歌詞
花(はな)散(ち)る森(もり)の道(みち) 駆(か)け抜(ぬ)けた
鮮花散落的森林小道上拔腿奔跑著
赤(あか)い二(ふた)つの果実(かじつ)
紅色的兩顆果實
胸(むね)に抱(だ)いて夜(よる)を走(はし)る
緊緊抱在胸前在夜裡逃跑的
逃亡者(とうぼうしゃ)
逃亡者
父(ちち)も知(し)らず母(はは)も知(し)らず
從不知道父親從不知道母親
一人(ひとり)ぼっちで育(そだ)ってきた
獨自一個人長大成人
二十歳(はたち)の時(とき) 愛(あい)したのは
二十歲的時候愛上的人是
人殺(ひとごろ)しの犯罪者(はんざいしゃ)
殺了人的犯罪者
悪(あく)に惹(ひ)かれたならば
若是被罪惡吸引了的話
自(みずか)らも染(そ)まっていく
自己也會沾染上罪惡
そして人(ひと)は私(わたし)を
於是人們便把我
『魔女(まじょ)』と呼(よ)んだ
用『魔女』來稱呼
花(はな)咲(さ)く悪(あく)の道(みち) 駆(か)け抜(ぬ)けた
鮮花盛開的罪惡之路上拔腿狂奔著
赤(あか)い鮮血(せんけつ)を浴(あ)びて
沐浴著紅色的鮮血
背徳(はいとく)の愛(あい)に逃(に)げ込(こ)んだ咎人(とがびと)
向著背德之愛逃去的罪人
「子供(こども)たちがどこにもいない」
「哪裡都找不到孩子們了啊」
血(ち)まみれて泣(な)き叫(さけ)ぶ女(おんは)
沾滿了血的她失聲痛哭
それを見下(みお)ろす私(わたし)に突如(とつじょ)
那時居高臨下注視著的我突然
巻(ま)きつけられた鎖(くさり)
被綁上了鎖鏈
罪(つみ)はいつか裁(さば)かれるもの
因為罪惡早晚都會被裁決的
牢獄(ろうごく)は無機質(むきしつ)で暗(くら)く
牢房無機質而陰暗
処刑(しょけい)椅子(いす)の前(まえ)に立(た)った
站在處刑椅子的前面的是
彼(かれ)に似(に)ている科學者(かがくしゃ)
和他相似的科學家
ここから出(で)たい私(わたし)
想從這裡逃跑的我
実験台(じっけんだい)が欲(ほ)しい科學者(かがくしゃ)
想得到試驗品的科學家
今(いま) 二人(ふたり)の利害(りがい)が重(かさ)なった
如今兩人的利害關係一致了
冷(つめ)たい石(いし)の道(みち) 駆(か)け抜(ぬ)けた
冰冷的石路上拔腿狂奔著
白(しろ)い囚人服(しゅうじんふく)を脫(ぬ)いで
脫下了白色的囚服
向(む)かうその先(さき)には研究所(けんきゅうじょ)
前往的地方是研究所
埋(う)め込(こ)まれた神(かみ)の種(たね)が
被植入體內的神之種
私(わたし)の中(なか)で鼓動(こどう)をたてた
在我體內不停悸動著
産(う)み落(お)とした可愛(かわい)い雙子(ふたご)
產下的可愛的雙胞胎
父(ちち)のいない実験體(じっけんたい)
沒有父親的實驗體
思(おも)い出(だ)した思(おも)い出(だ)した
想起來了想起來了
私(わたし)もかつてこんなふうに
我曾經也是這樣
ビーカーの中(なか)で作(つく)り出(だ)された
在容器中製造出來的
人造體(グールチャイルド)だったことを
是人造體啊
管(くだ)に繋(つな)がれた我(わ)が子(こ)たち
被導管連接在一起的我的孩子們
身勝手(みがって)なのはわかってる
明知這是出於自私
この子(こ)たちを玩具(おもちゃ)にはさせやしない
但我不會讓你們成為玩具的
逃(に)げてばかりの人生(じんせい)でした
一直在逃避的人生
私(わたし)が得(え)たれなかった
我所沒能得到的
ひとかけらの愛(あい)を
就算只要一點的愛
せめてこの子(こ)たちには
至少想要給予孩子們——
花(はな)散(ち)る森(もり)の道(みち) 駆(か)け抜(ぬ)けた
鮮花散落的森林小道上拔腿狂奔著
愛(あい)する二人(ふたり)の赤子(あかご)
將深深愛著的兩個嬰兒
胸(むね)に抱(だ)いて夜(よる)を走(はし)る逃亡者(とうぼうしゃ)
緊緊抱在胸前在夜裡逃跑的逃亡者
隣(となり)の國(くに) 隠(かく)れ暮(く)らす
在鄰國過著躲藏著生活
人目(ひとめ)は避(さ)けなきゃいけないの
不避開世人的眼目是不行的
月夜(つきよ)の中(なか) 出(で)かけるのは
月夜之中外出的是
子供(こども)たちと私(わたし)が
孩子們和我
お気(き)に入(い)りのエルドの森(もり)
喜愛的埃爾德之森
楽(たの)しい散歩(さんぽ)になるはずなのに
原本應該是愉快的散步的
ほんの少(すこ)し目(め)を離(はな)したすきに
可是才離開了一小會兒
「子供(こども)たちがどこにもいないの」
「哪裡都找不到孩子們了啊」