誰が為に在る天地
雨色
誰が為に在る天地 歌詞
編曲: ハム
原曲:ネイティブフェイス
「おいでやおいで」と手招く翡翠が
伸ばした指に絡まる溫もりに繋がる
光映す葵の姿に釘付け
一人また一人聲が重なる神の庭
色を奪われた空と大地から
一人また一人聲が失くなる神の庭
雨が降り止まぬ空風は屆かない
未知の場所に飲み込まれた諦めの環形
呼人が創り上げた生命亡きモノが
俯いて立ち止まる空を切り抜いて
どれだけ祈っても願っても遠くへ
追い駆ける暇も無い目眩くしじま
変わり果てた手を風がすり抜けて
誰の聲も屆かな聞こえない暗闇
身體中の力が奪われた虛ろ
どこで間違い探しをすればいいのだろう
「隣にいたい」と囁かれた日に
全て壊してしまいたい慾望を抱いた
それは未來を騙る過去の魔の手だと
振り払い捨てた現在の刻は既に遅く
呼人が創り上げた生命亡きモノが
俯いて立ち止まる空を切り抜いて
どれだけ祈っても願っても遠くへ
追い駆ける暇も無い目眩くしじま
新たな息吹が取り巻く誓いの地へ
悔やんでも後は無い鼓動揺るがして
七つの石と木が交わる呼び水に
導かれ辿り著く奇跡舞う天地