二番目物「祟神」
めらみぽっぷ
二番目物「祟神」 歌詞
乾之天上無處不是
そら乾のどこまでも
淅淅瀝瀝的赭紅雨點
紅柄色の雨が降る
坤之地上遍處可見
受人踐踏的銹色泥土
ちも坤もどこまでも
若勝敗乃世間常態
鉄錆た色の土を踏む
那除卻服從別無他路
然因此誕生的萬千怨恨
勝った負けたは世の倣いならば
難道要就此作罷?
従う他に路もなく
晚霞夕照天高氣爽
稻穗豐碩累垂可愛
しかしその數多のうらましきごと
然卻不見可敬者的身影
このままで済まされようか?
其正在無主大地的盡頭
披頭跣足落荒而逃
茜さす空の色は高く
若欲跨越屍山血海
稲穂は重く頭垂れ
一步兩步怎堪足夠
しかるに敬うもののかげなく
前路絕無追溯來路的可能
主なき大地の果てに
是無法回頭的修羅之路
踐行霸王之道吧
負け路を歩くよ
……無窮無盡。止於何處?
將吾所統治之無上大地原封不動盡皆取奪
屍の山を歩くものには
世間萬物瞬息萬變
一踏み二踏みなお足りぬ
時而被神捨棄時而受神眷顧
行く道來た道辿らせはせぬ
祈求旁門左道之物佑護己命
けして戻れぬ修羅の道
那麼這滿目狼藉
究竟是拜誰之賜
覇ち道を歩けよ
若敢將其遺忘我決不饒恕
……果てどなく。どこまで?
那篡奪者(神明)之名
將永遠永遠永遠遭我憎恨
われが束ねた無上の大地そのまま全部持っていけ
如今同一張嘴呼喚的是另一個的名字
久遠情誼化作虛無
世はかくもうつろい
縱然昨日晴空萬里
捨つる神あり拾う神あり
卻也絲毫不知明日去向
這便是敗者的末路
外様のものの手で命あらんことを
被庇護者由於自身弱小
習以為常地依賴強者
されどこれは
那聲聲祈禱是為何人
誰に働く狼藉なるか
又有誰知曉答案
能否到達勝者之處
そを忘れることけして許しなどせぬ
……那一切何時才是盡頭?
將吾所統治之萬千信仰(思緒) 原封不動盡數交付於爾
その簒奪者の名
世間萬物瞬息萬變
永代永代永代恨んでやろう
時而遭民背棄時而受民愛戴
祈求旁門左道之人佑護己命
同じ口にて異なる名を呼ぶ
那麼這究竟是
壽ぐ絆も虛しく
服侍誰人的忘恩負義之人
昨日が如何にハレていようとも
若敢將其遺忘我決不饒恕
明日の行方はつゆ知らず
那背信者(叛徒)之名
將永遠永遠永遠受我詛咒
負け犬の末路よ
病魔肆虐吧災禍橫行吧
令大地荒瘠寸草不生
護られるものの弱さ故に
以滿足吾所統御之污穢
常に寄らば大樹の陰
汝等可做好準備?
その祈りは誰が為のものか
世間萬物瞬息萬變
倒々誰も知らぬまま
地亦不拋棄天亦不救度
願旁門左道之神萬壽無疆
勝利者に屆くか
生息不止永世贖罪
……そのものもいつまで?
連湮滅一事也注定無法實現
願其與此名不被眾生忘卻
われが束ねた數多の信仰そのまま全部投げ遣って
這天地間的一切
將永遠永遠永遠永遠永遠永遠永遠永遠永遠由我作祟
世はかくもうつろう
捨つる民あり拾う民あり
外様の者の手に命あらんことを
されどそれは
誰に働く亡恩なるか
そを忘れることけして許しなどせぬ
その背信者の名
永代永代永代呪ってやろう
病ませ流行らせ兇事の限り
草の根一つ生やさずなって
われが束ねた穢れを満たす
覚悟はいかなるものか?
世はかくもうつろい
捨つる地もなし拾う天もなし
外様のモノの身に命あらんことを
生きて贖え
けして滅びること葉わぬよう
この名と供にして忘れられぬよう
この天地の全て
永代永代永代永代永代永代永代永代永代祟ってやろう