薔薇の騎士団
Sound Horizon
薔薇の騎士団 歌詞
第九巻468ページ
…/第八卷216頁
《 Chronicle 2nd 》
Vol.06
薔薇の
騎士団
【薔薇騎士團】
アヴァロン朝
/Avalon朝
プリタニア王國
/Britannia王國
時代を象徴する二人の女傑(ヒロイン
/身為時代之象徵的兩位女主角
<地上の月輝(つき)>と謳われた詩人
/被歌頌為“地上之月光”的詩人
ルーナバラッド/ Luna Ballad
苛酷な旅の果てに眼病を患い
/在嚴酷的旅行中罹染眼疾
光を失ってなお歌い続け
/失去光輝卻依然把詩歌詠唱
その詩を通して聴く者の心の闇に
/那詩句會掃清聽者心中的黑暗
希望の光を燈し続けた女性
/她使希望的燈火綿遠流長
<至上の薔薇>と謳われた女王
/被歌頌為“至上之薔薇”的女王
ローザギネアヴァロン/Rose Guine Avalon
暴君として知られた女王の姪であり
/是那被稱為暴君的女王的侄女
王位継承権第一位の姫であった
/擁有第一王位繼承權的公主
先王の治世下
/在先王統治下
その圧政に苦しむ民眾を解放した女性
/苦於苛政的民眾,是她來解放
「<権力者>(ばら)によって<思想
/“'當權者' (薔薇)肆意鎮壓'思想和
言論の自由>(うた)が弾圧されるような時代は
/言論自由'(詩歌)的時代,
もう終わりにしましょう
/就要結束了吧……
弱い自分に負けない為にも
/為了讓軟弱的自己不會倒下,
私は大切な人の名前を背負った
/我把那重要的人的名字背負在身上
嗚呼…エンディミオ
/啊……Endymio……
もうどんな嵐が訪れようとも
/無論將經歷怎樣的風雨冰霜
私は歌い続けられる
/我也會繼續將詩歌詠唱……”
「皆にもう一度誇りを取り戻して欲しい
/“諸位,請再度取回那曾經的榮耀!
祖國を愛する心を
/只要有著熱愛祖國的心
この國は皆が愛した故郷に戻れるだろうか
/不就可以把這個國家恢復成大家所愛的故鄉了嗎?
冬薔薇は枯れ
/冬薔薇已經凋謝
今遅い春が訪れた
/遲來的春天也終於來到……
私は此処に誓う
/我在此宣誓!
光の女神(ブリジット)に祝福される薔薇になると
/我將成為光之女神(Brigid)所祝福的薔薇! ”
プリタニア暦627年
/Britannia歷627年
時の…フランドル國王
/是……Flandre國王
キルデベルト六世
/施行帝制Childebert六世
國號を神聖フランドル帝國と改め帝政を敷き
/改國號為神聖Flandre帝國,
聖キルデベルト六世として初代皇帝に即位
/以聖Childebert六世之號即位為帝國初代皇帝
<聖戦>と稱し
/並在“聖戰”之名下
プリタニアへの侵略を開始…
/向Britannia展開侵略……
<薔薇の騎士団>(ナイツブザローズ
/“薔薇騎士團”
それは
/那是……
長かった苦境の時代を引き摺っていた人々が新しい薔薇の下
/擺脫了漫長苦難時代的人們聚集於嶄新薔薇之下
一つに纏まってゆく情景を綴った
/擷取其中代表性的一幕景象
ルーナバラッドの詩の一節…
/Luna Ballad詩中的一節……
誇り高き炎を纏い祖國(くに)を護る為に剣を取った
/拔出長劍,守護那烈火中我們引以為豪的祖國(國家)
胸に気高き女王(クイーン)の薔薇を抱いた同胞(とも)を
/將高潔女王(Queen)的玫瑰奉於心中,同胞(朋友)們
稱えよ我らの<薔薇の騎士団>(ナイツブザローズ)を
/高呼吧,我們是“薔薇騎士團”(Knights of the Rose)啊!
嗚呼…光の女神(ブリジット)の祝福が在らんことを
/啊……光之女神(Brigid)的祝福常在……
祈りの歌に見送られ
/唱著祈禱之歌送行
勇敢なプリタニアの息子達は戦場へと向かった
/勇敢的Britannia們奔赴戰場……
END