綾
谷村新司
綾 歌詞
父の背中を縱糸に母のみ胸を橫糸に
心と體抱きしめながら人は風の道を步く
宿る命を經糸(たていと)に運ぶ命を緯糸(よこいと)に
巡る旅路で出逢うすべてを
一期一會の綾と呼ぶ
嗚々悲しみの中にこそささやかな光を見る
だから心閉ざさないでいつもそばにいるから
だから目を閉じて見つめて
いつもそばにいるから…ほら
雨は空から縱糸に風は頰うつ橫糸に
凍える胸をあたためあえる
人を求めて日々をゆく
送る哀しみ經糸(たていと)に結ぶ歡び緯糸(よこいと)に
淚の糸で織り上げられた
一期一會の綾の道
嗚々苦しみの中にだけ明日への光がある
だから心閉ざさないでいつもそばにいるから
だから目を閉じて見つめて
いつもそばにいるから…ほら
だから目を閉じて見つめて
僕がそばにいるから…ほら