星 歌詞
王子さまは
小王子途經了
小惑星325、326、327、328、
小行星325、326、327、328
329、330の近くを通りかかった。
329、330及其周邊
そこで、仕事を探したり、
他一邊尋找工作
見聞を広げるため、
一邊也擴展見聞
それらの小惑星を一つずつ訪ねることにした。
逐個地去探訪了那些小行星
最初の星には王様が住んでいた。
小王子到的第一個星球上住著皇帝
緋色の衣に白點の毛皮(けがわ)を纏い、
他身著深紅色的衣服裹著白點的毛皮
質素だが
很樸素
威厳のある玉座(ぎょくざ)に腰掛けていた。
他正座在威嚴莊重的寶座上
王様は自分の権威に執著する
皇帝並不是執著於自己權威
絶対君主であるばかりか、
至高無上的君主
自分の星も、他の惑星も恆星(こうせい)も、
而是無論是自己的星球還是其它行星或恆星
全てを支配する宇宙の君主だった。
都得受他支配的宇宙的君主
しかし王子さまが夕日を見たいので、
可是小王子因為想要看夕陽
太陽に沈めと命令してほしいとお願いしても、
就請求他下令讓太陽落山
「権威はまず道理に基づく」などと、
可是皇帝盡說些“權威首先要依據事物存在的規律……”之類的話
理屈や例え話ではぐらかすばかりで、
用詭辯和比喻打著岔
何もしなかった。
卻什麼也沒有做
夕日を見ることも出來ず、
又看不了夕陽
退屈してきた王子さまが暇を告げると、
漸漸開始覺得無聊的小王子宣佈告辭
王様は王子さまを法務大臣に任命して、
皇帝就任命小王子為司法大臣
ここに留まらせようとした。
企圖將他留在這裡
しかし王子さまは
可是小王子
大臣の職を丁重(ていちょう)に斷って、
慎重地拒絕了大臣的職務
結局、この星を後にした。
最終還是離開了這顆星球
溜息をつきながら去っていく王子さまに、
朝著邊嘆氣邊要離開的小王子
王様は急いで叫んだ。
皇帝急忙地喊道
「汝を吾が大使に任命する。」
王様は威厳を漂わせていた。
[我任命你為國務大臣。 ]
「大人って、本當に奇妙だな。」
皇帝正彰顯著他的威嚴
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
二番目の星には、自惚れ男が住んでいた。
[成年人還真是奇怪呢。 ]
自惚れ男にとって、
小王子一邊繼續著旅行一邊這樣想著
他人はみな、自分のファンなのだ。
第二顆星球上住著自戀男
変な帽子を被っているのは
對自戀男來說
ファンの喝采に答えて挨拶をするため。
其它人都是自己的fan
王子さまの拍手に、
他戴著奇怪的帽子
自惚れ男が帽子を持ち上げ、
是為了回應fan的喝彩用來打招呼的
恭(うやうや)しくお辭儀をした。
為了回應小王子的掌聲
王様のところよりは楽しかったが、
自戀男拿起帽子
五分も繰り返したら、飽きてきた。
恭敬有禮地鞠躬
「その帽子を落とすには、
雖然比皇帝那個地方愉快
どうすればいいの?」
可是重複了5分鐘之後他就開始覺得厭煩了
王子さまは聞いてみた。
[ 那頂帽子掉了的話
しかし、褒め言葉しか聞こえない自惚れ男には、
要怎麼辦呢? ]
質問も全く聞こえない。
小王子試著問了下
ひたすら「私を崇拝(すうはい)しているかい」と、
可是,只聽得到誇獎的話的自戀男
聞いてくるばかりだった。
完全沒能聽到問題
王子さまはちょっと肩を竦めながらこう言った。
只是一個勁地問著:
「崇拝しているよ。
でも、なぜそんなことに拘るの?」
[ 崇拜我嗎? ]
王子さまはその星から立ち去った。
小王子聳了聳肩膀 說道
「大人って、やっぱり本當に奇妙だな。」
[ 崇拜啊
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
可是,你為什麼要拘泥於那樣的事呢? ]
次の星には、大酒飲みが住んでいた。
小王子離開了那個星球
ほんの短い訪問だったが、
王子さまは酷く落ち込んでしまった。
[ 成年人果然還是好奇怪呢。 ]
「何をしているの?」
小王子一邊繼續旅行一邊這樣想著
「酒を飲んでいる。」
下一個星球,住著一個酒鬼
「なぜ飲んでいるの?」
雖然真的是一次很短暫的到訪
「忘れるため。」
可是小王子非常地氣餒
王子さまはこの男が可哀相になってきた。
「何を忘れるため?」
[你在幹什麼? ]
「恥を忘れるためさ。」
王子さまはこの男を救ってあげたいと思った。
[我在喝酒。 ]
「何が恥なの?」
「酒を飲むことが。」
[ 為什麼要喝酒? ]
そう言い終ると、大酒飲みは沈黙し、
二度と口を開かなかった。
[ 為了遺忘。 ]
王子さまは當惑(とうわく)して、
小王子開始覺得這個男人可憐了
そこから立ち去った。
「大人って、やっぱり本當に本當に奇妙だな。」
[ 為了遺忘什麼? ]
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
四番目は実業家の星だった。
[ 為了遺忘恥辱啊。 ]
実業家は
小王子想要拯救個男人。
五億百六十二萬二千七百三十一個の星を
所有していた。
[ 是什麼恥辱啊? ]
王子さまが會った王様は
星を支配してはいたが、
[ 喝酒的恥辱啊.. ]
所有してはいなかった。
這樣說完,酒鬼就陷入了沉默
これは大きな違いらしい。
再也沒有開口
星を所有すると、金持ちになれる。
小王子很困惑
金持ちになると、
就這樣離開了
誰かが他の星を見つけた時、
それを買える。
[ 成年人果然真的真的很奇怪呢。 ]
どうすれば星を所有できるか、
小王子一邊繼續著旅行一邊這樣想著
誰よりも先にそれを思いつくことだ。
第四顆星球是實業家的星球
実業家より先に、
實業家
星を所有しようと思いついた者は
擁有5億162萬2731個
誰もいなかった。
星球
実業家は所有する星を管理する。
小王子遇到的王
數えて數え直して、銀行に預ける。
雖說支配星球
つまり、星の數を紙切れに書き、
可是並不擁有星球
引き出しにしまい、鍵を掛けるのだ。
這好像有很大的差別
「それでおしまい?」
擁有星球就能成為有錢人
「それで十分。」
成了有錢人的話
「僕は花を持っていて、
當某個人發現了別的星球
毎日水をあげていたよ。
就可以買下它
三つの火山を持っていて、
如何才能擁有星球呢
毎週煤払い(すすはらい)を欠かさなかったよ。
就是比任何人都提前想到那一點
用心に越したことはないから、
沒有任何一個人
死火山もちゃんと掃除していた。
比實業家更早想到
僕が持っていることが
要擁有星球
火山にも花にも役に立っていた。
實業家管理所擁有的星球
でも、貴方は
把星球數了又數,再將它寄放在銀行里
ちっとも星の役に立っていないね。 」
總之,就是把星星的數量寫在紙片上
実業家は口を開けたが、
直到取出,一直鎖著
返す言葉が見つからなかった。
王子さまはそこから立ち去った。
[ 就那樣? ]
「大人って、全く本當にとんでもないな。」
王子さまは旅を続けながら、そう思った。
[ 那樣就夠了。 ]
五番目の星はとても変わっていた。
[我擁有花
一番小さな星だった。
每天都給它澆水哦
一本の街燈と
我有三座火山
それに明かりを點す點燈人だけで
每週都不曾缺過大掃除
いっぱいだった。
唯有小心謹慎才是安全的上策
無人の星で、
所以我連死火山也好好地打掃了
街燈と點燈人が
我所做的事情
何の役に立つのか分からなかったけれど、
對火山和花都有幫助
それでも王子さまは
可是
點燈人の仕事には意味があると考えた。
你對你的星星來說並沒有用呢
「あの人が明かりを點すと、
實業家張著嘴
星や花がもう一つ生まれ出るみたいだ。
可是卻無法反駁
とても素敵な仕事だ。
小王子離開了那裡
それはつまり、役に立つ仕事ということだ。」
しかし、點燈人は
[ 成年人啊,簡直是不像話呢。 ]
赤いチェックのハンカチで額を拭い、
小王子一邊繼續著旅行一邊這麼想著
こう言った。
第五顆星球非常與眾不同
「酷い仕事さ。
是最小的星球
しかもどんどん酷くなっている。」
行星上容納一盞燈
點燈人は朝になると街燈を消して、
和一個點燈人
夜には點す支持を受けていた。
就滿滿噹噹了
しかし、
雖然不知道在沒有人的星球上
星の自転が年々速くなっていったのに、
街燈和點燈人
指示は変わらない。
能起到什麼作用
今では、この星は一分で一回回るから、
儘管如此
休む暇もなくなった。
小王子覺得點燈人的工作還是有意義的
一分ごとに街燈を
[ 那人一點燈
點したり消したりしているのだ。
看上去就像又有星星或花誕生了似的
「面白いね。この星は一日が一分なんだ。」
是非常了不起的工作
「面白いもんか。
那也就是說,這是件有用的工作]
俺たちが話し始めて、もう一ヶ月経つんだぞ。」
可是點燈人
「一ヶ月?」
用紅色方格花紋的手帕擦拭著額頭
「そうだ。三十分。つまり、三十日だ。」
這麼說道
王子さまは、
[ 真是吃力的工作呢
こんなにも指示に忠実な點燈人が
而且越來越辛苦了。 ]
好きになった。
點燈人奉命到了早上就熄掉街燈
そして、旅を続けながら考えた。
到了夜就將其點亮
「あの人は、
可是
他の大人たちには
雖然星球的自轉一年年變快了
軽蔑されるかもしれないけど、
指示卻沒有改變
僕にはただ一人まともに見えた大人だったな。
現在,因為這顆星球一分鐘就要轉一圈
きっと、
所以連休息的時間也沒有
自分以外の物を世話しているからだろうな。
隔一分鐘就要將街燈
友達になれそうだけど、
[一個
あの小さな星に二人は住めないし。」
點亮又熄滅啊
王子さまは認めたがらないが、
殘念がっている理由は他にあった。
[ 好有趣哦。這顆星球一天就是一分鐘啊。 ]
あの星は、二十四時間に、
[怎麼會有趣
千四百四十回の夕日に恵まれているのだ。
從我們開始說話,已經過了一個月了哦。 ]
六番目の星は前の星より十倍大きかった。
そこには、
[一個月? ]
分厚(ぶあつ)くて大きな本を書く
老紳士が住んでいた。
[ 是的。 30分鐘。也就是30天。 ]
王子さまを見かけると、
小王子
「おや、探検家がやって來た。」と、
喜歡上了這個即使如此
大聲で言った。
依然忠實於指示的點燈人
王子さまは機に腰掛け、
然後,一邊繼續旅行一邊思考
息をついた。
那個人
ずいぶん旅をしてきたものだ。
也許會被其它的成年人
老紳士は地理學者で、
看不起
海や川や町、山や砂漠がどこにあるかを
可是卻是我見到的成年人中唯一一個認真的人呢
よく知っていた。
肯定是
しかし、探検家ではないので、
因為照顧著除自己以外的事物的關係吧
ぶらぶら出歩かない。
雖然似乎能和他成為朋友
ずっと研究室にいて、
可是因為那顆小星球上住不下兩個人……
探険家が來たら話を書き留め、
雖然小王子不想承認
信用できると分かったら、
可是還有其它讓人感到遺憾的理由
その発見について調査を始めるのだ。
就是那顆星球24小時內
「遠くから來たなら君も探険家だ。
會受到1440次夕陽的眷顧
君の星について話してくれ。」
第六顆星球比上一顆星球大了10倍
「僕の星はあまり面白くありません。
在那裡
とても小さいんです。火山が三つあります。
住著寫又大又厚的書的
活火山二つに死火山一つ。
年邁紳士
花も咲いています。」
一見到小王子就
「我々は花のことは記録しないよ。」
「なぜですか。一番綺麗なのに。」
[ 啊呀,探險家來啦]地
「花は儚いからだ。」
大聲說道
地理の本は
小王子在桌子上坐下
あらゆる本の中でもっとも確かな物だ。
鬆了口氣
決して古くなることはない。
進行了相當多的旅行啊
山はめったに動かないし、
年邁紳士是地理學者
海はめったに幹上(ひあ)がらない。
對於大海、河川、城鎮、山和砂漠位於何處
我々は永久不変な物だけを書き記す。
他再清楚不過了
「でも、儚いって、どういう意味?」
可是,因為他不是探險家
「すぐに消えてなくなる恐れがある、
所以不會閒閒地外出閒逛
ということだ。」
他一直呆在研究室裡
「僕の花も
如果探險家來了就記錄下他的話
すぐに消えてなくなるかもしれないの?」
假如他的話可信的話
「もちろんだ。」
就開始針對這個發現進行調查
「僕の花は儚い。
[假如你也是從遙遠的地方而來的話,那麼你也是探險家
世界から身を守るために
和我談談你的星球吧。]
四本の刺しか持っていない。
[ 我的星球沒什麼有趣的
それなのに僕は、
它很小。有三座火山。
花をたった一人きりで殘してきてしまった。」
兩座活火山和一座死火山,
この時初めて、
還開著花。 ]
王子さまは刺すような後悔の念に襲われた。
しかし、気持ちを切り替えて、こう聞いた。
[ 我不記錄花的事情哦。 ]
「これから、どこを訪ねたらいいでしょう。」
「地球という惑星にしなさい。
[ 為什麼啊?明明它最美麗了。 ]
なかなか評判がいいよ。 」
[ 因為花是脆弱的。
そこで、王子さまは旅立った、
地理的書
花のことを思いながら。
在所有的書中是最為可靠的