壱刻の誓い
寺島拓篤
壱刻の誓い 歌詞
狂い咲く想い(こい)が 徵く剎那に——。
古(いにしえ)に磔られた絆求めては
渇きさえ忘れたままで徬徨うこの軀
目を醒ます度に確かに在るのに擦れ違う光
嗚呼、永久に君を只、見守る宿命(さでめ)を
成す為に
泡沫(うたかた)の華だとしても
約束の壱刻(ひととき)に逢えるなら
この愚かしき流転の中で
はかなき夢見続けよう
この魂(こころ)君に觸れるまでは——。
幾千に絡まり合った記憶辿っても
真実(まこと)さえ屆かぬ場所で祈る無垢な性
伽藍の世界に僅かな願望薙ぎ払い進む
嗚呼、君が笑うもう、泣かない運命(さだめ)を
得る為に
悠久の孤獨の中で
最期の壱刻(ひととき)だけを救いに
血塗られていく両手捧げて
全てを懸け受け止めよう
狂い咲く想い(こい)を知る剎那に——。
泡沫(うたかた)の華だとしても
約束の壱刻(ひととき)に逢えるなら
積み上げられた破戒抱えて
誓い咲かせ今謳おう
目を覚ます度に確かに在るのに擦れ違う光…
伽藍の世界に降り注ぐ光
全てを懸け守り抜こう
狂い咲く想い(こい)を、散らすまでは。
魂(こころ)君に、逢う剎那に。