ブラックボードイレイザー
三月のパンタシア
ブラックボードイレイザー 歌詞
誰もいない教室で
黒板に書いた本當の想い
鐘の音で我に返る
見つかる前に急いで消し去った
微かに殘るチョーク跡
歪な戀を物語る
消せない想いがシミついて
心を白く染め上げた
作り笑いで誤魔化して
いっそ忘れてしまえ
授業中に視界に入る
黒板の隅秘密の想い
彼の背中
君の橫顔
視線を逸らした臆病な私
一番大切な人を
裏切ることなんてできず
私ひとりが泣いたって
決して誰も困らない
時が経てば色褪せ
きっと忘れてしまう
想いをひとつ消し去る度に
心は白く汚れてゆく
見せかけの幸せと引き換えに
君の悲しい顔なんて
決して見たくはないのに
描いた想いは今でも
まだ消せないまま
白い羽が舞い散って
空の果てに消える時
黒い壁を涙が
そっと流れてゆく