愛にできることはまだあるかい
三浦透子
愛にできることはまだあるかい 歌詞
何も持たずに生まれ墮ちた僕
永遠の隙間でのたうち回ってる
諦めた者と賢い者だけが
勝者の時代にどこで息を吸う
支配者も神もどこか他人顔
だけど本當は分かっているはず
勇気や希望や絆とかの魔法
使い道もなくオトナは眼を背ける
それでもあの日の君が今もまだ
僕の全正義のど真ん中にいる
世界が背中を向けてもまだなお
立ち向かう君が今もここにいる
愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい
君がくれた勇気だから
君のために使いたいんだ
君と分け合った愛だから
君とじゃなきゃ意味がないんだ
愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい
運命とはつまりサイコロの出た目?
はたまた神のいつもの気まぐれ
選び選ばれた脫げられぬ鎧
もしくは遙かな揺らぐことない意志
果たさぬ願いと葉わぬ再會と
ほどけぬ誤解と降り積もる憎悪と
許し合う聲と握りしめ合う手を
この星は今日も抱えて生きてる
愛にできることはまだあるかい?
僕にできることはまだあるかい
君がくれた勇気だから
君のために使いたいんだ
君と育てた愛だから
君とじゃなきゃ意味がないんだ
愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい
何もない僕たちに
なぜ夢を見させたか
終わりある人生に
なぜ希望を持たせたか
なぜこの手をすり抜ける
ものばかり與えたか
それでもなおしがみつく
僕らは醜いかい
それとも、きれいかい
答えてよ
愛の歌も歌われ盡くした
數多の映畫で語られ盡くした
そんな荒野に
生まれ落ちた僕、君それでも
愛にできることはまだあるよ
僕にできることはまだあるよ