くちづけ
いきものがかり
くちづけ 歌詞
燕の京
震える唇と言葉にならぬいくつもの聲
頬を伝うは無數の雫
最後の言葉を口に出せずとまどうあなたに
あたしができることなどないの
心強くあると
信じたあたしの胸の中は壊されてしまい
いつも傍にあると
信じたあなたの心は今はここには無い
溜息混じりの雨があたしを叩く
扉の向こうはもう一人の世界
肩を包む溫もりが傷を抉る
今宵の涙は全て雨に変わるわ
一度だけくちづけて一度だけ
握る手の平はいつもよりほんの少し冷たく
掻き亂された想いは熱く
冷靜な振りをするあたしをあなたは見透かす
その優しさも時には罪ね
「夢の中で逢える」
信じるあたしの思いは虛しさを誘うだけ
いつも愛してると
誓ったあなたの言葉に曇りはなかった
あの日の記憶も消えてしまうでしょうか
傷のない戀などないのでしょうか
壊れた戀は偽物だったでしょうか
何よりそれも一つの愛なのでしょう
一度だけくちづけて
最後までくちづけて
.......(音樂)
あたしはあなたの胸の中に小さく埋もり
絕えることない涙を知る