冬のかもめ
石川ひとみ
冬のかもめ 歌詞
あなたがくれた櫻貝は
あなたが眠る冬の海に
返して來るのが一番いいと
みんな言うのです
バスを乘り繼ぎ小雨に濡れて
ひとり砂浜步いてみれば
無邪氣に遊んだ夏の日のこと
見えるようです
冬のかもめ冬のかもめよ
伝えてよあの人に
いつか淚がかわいても
忘れはしないと…
あいつが誰より愛していた
君がひとりで冬の海へ
たずねて行くのが一番いいと
みんな言うのです
悲しみ束ねたこの花束を
波打ち際に置いてゆきます
あなたのそばにひと足早い
春が來るように
冬のかもめ冬のかもめよ
伝えてよあの人に
どんなに時が流れても
忘れはしないと…
冬のかもめ冬のかもめよ
伝えてよあの人に
どんなに時が流れても
忘れはしないと…