YOMAI(arrange ver.)
葛駄夜音葛駄楼
YOMAI(arrange ver.) 歌词
黎明にささめく縹色 さ さ 疾く永遠の話をしようぜ
迷い子のように縋り合って 滔々と来ない明日を語ろうぜ
我楽多に絆されて緋褪色 さ さ そんな綵花は捨てちゃっていいよ
まがいものに命を乞うたって 終極 嘘みたいに腹ぺこだ
されど生きた種では身に余る 朽ちた髑髏の花
忘れ咲きが列列と 俤の切れ端
鉄の煙がぼくの色 槁木死灰を懇ろに燃せ
迷い子のように縋り付いて 否応無し 離さない万歳
生易しい問であったならば 如何許り良かったことだろうか
醜悪の病巣を切り落として 焼いてしまえば済む話なら それだけなら
されど無邪気の実にも毒がある すべては水の泡
花冷えに膝を折る 常初の
残英 どうか ぼくに望みはかけないでくれ
斜陽のときまで雨が降らないなんて優し過ぎたのだ、
ぼくらは過ぎた宿木だったのだ。
醜悪の病巣を切り落として焼いてしまえば済む話ならきっと良かったろうが
邪魔者のいない未来もきっとどこかには在ったろうが
その花のすがたを皆が皆 狂っていると言うのだ
きみのしあわせの隣にはいられないようだ
無邪気の実にも毒がある すべては水の泡
潸然と夜露 降りる刻が躙り寄る
残影 ゆめゆめ忘れじ一齣 あゝ 瞑色の稜線
ほんとうはきみの目蓋が落ちてくるのを待っているよ、待っているから、
捨てちゃえよ そんな徒花
永遠の話をしようぜ