1 月の汽車
平賀さち枝
1 月の汽車 歌詞
トンネルを抜けたら
車窓の外に雪が
さらさら光ってる
離れた街を思い出す
遠くにゆれている
かすかなともしびに
そっと願い事を込めて
河原のみなもが
光で透きとおる
[00:52.55]誰かが走いって
[00:56.28]水にてをひたす
かわいいあの娘の顔が
真っ白なこの世界にとけて
傘の下歩いてた
[01:09.60]紫陽花の道も
[01:13.61]今は枯れ葉の舞う頃
この汽車を降りたら
ゴムの長靴はいて
しんしん降り積もる
雪の上をザクザク歩く
菜の花が咲く頃
ふわりの優しい風が
そっと體を撫でて
向かいの子供が著てる
まっ赤なコ一トの
ボタンが光でそっと輝く
かわいいの娘のくれた
文字のない絵だけの手紙
君とした約束や
秘密の話も
このまま忘れてくのだろう