あさきゆめみし
茶太
あさきゆめみし 歌詞
空(そら)泳(およ)ぐ白鷺(しらさぎ) 波間(なみま)に映(うつ)る藍(あい)
白鷺齊渡天碧影波間漾
朱き(あかき)揺(ゆ)らめきこの身(み)を焦(こ)がして包(つつ)む
血光欲亂眼灼心纏殘軀
流光透雲靄皓月灑寧謐
雲間(くもま)に見(み)ゆる蒼(そう) 晴(は)るる光(ひかり)は月(つき)
垂首言盡失力竭身亦疲
眉眸卻猶存一分桀驁氣
頭(こうべ)を垂(た)れて力盡(ちからず)きて
千鳥掠空過杳去了無痕
されど瞳(ひとみ)に誇(ほこ)りを宿(やど)しひとひら咲(さ)かせ
莫餘空悲嘆夕下步夕途
千鳥(ちどり)飛(と)びて去(さ)りゆくを
夜涼幕謝落浮宵一場夢
嘆(なげ)くことなく歩(ある)いてゆく
夜夜常相痴一世常相醉
夜見(よみ)のほとりあさきゆめみし
離火燎荒原狂風舞青絲
永(なが)き眠(ねむ)りの旅(たび)
矢劍皆盡斷終淪刀下魂
思及至親人念及後繼
荒野(ほうや)飛(と)ぶ燈火(ともしび) 髪(かみ)をそよがす風(かぜ)
國破山河在浮塵濁世留
矢盡(やつ)き剣折(けんお)れこの身(み)を貫(つらぬ)く定(さだ)め
星墜豈復還憂心憐望蒼
天佑孤國朝期來生緣敘
親(した)しき者(もの)たちよ後(あと)に続(つづ)く者(もの)よ
此生何其短敗謝須臾間
殘(のこ)せるものは朧(おぼろ)の禦世(みよ)
化露作煙散一夢復一夢
疾(と)うと星(ほし)落(お)つ上(かみ)を見上(みあ)げて
隨風輕長辭破喉歡歌起
未來(みらい)を願(ねが)う
久久忘歇止聲聲繞蒼際
この身(み) 伏(ふ)した玉響き(たまゆらき)
何願傷離別豈奈終有時
露(つゆ)と消(き)えにし夢(ゆめ)また夢(ゆめ)
莫餘空悲嘆灑脫赴前塵
ひらり逝(ゆ)きて喜(よろこ)び謳(うた)い
心念只係向輪迴重生日
果(は)てず高(たか)く昇(のぼ)れ
往思萬千湧朝暮盡皆展
長眠迫在即餘願苦未了
望(のぞ)み離(はな)れ散(ち)りぬるを
浩淼時光河且為我留步
嘆(なげ)くことなく前(まえ)を向(む)いて
春值意闌珊永醉浮華夢
その手広(てびろ)げ明日(あした)へ伸(の)ばし
鬱鬱訴離衷淒淒別摯愛
記憶(きおく) 重(かさ)ねていけ
もはや眠(ねむ)る我(わ)が祈(いの)り
時(とき)の大河(たいが)をゆらり流(なが)れ
永久(とわ)に春(はる)のあさきゆめみし
さらば愛(いと)しき人(ひと)