ひとしずく
吉岡亜衣加
ひとしずく 歌詞
雨は若葉の色を濃くする
涙も愛を深く染めゆく
出逢える前に戻れてもまた
今ある孤獨迷わず選ぶ
永遠も追い越すほどの
一秒のきらめきを重ねたふたり
寄り添うより深い海へと溶けあった
あなたと生きた幸せを
ひとしずくでも注いだら
雲の彼方の哀しみも
薄め散らして消し去れる
足もと埋める花びら觸れて
隙間なくただ愛敷きつめて
風におびえた日の足跡も
確かな'ふたり' 綴れた(つづれた)キセキ
楽しい夢目覚めたあとの
やるせなさよりつらかった扉の向こう
本物の愛しさへ辿り著きたい
あなたがくれた物語
ひとかけらでもなくせない
分かつ痛みも愛しくて
たとえ屆かぬ願いでも
あなたと生きた幸せを
ひとしずくでも注いだら
闇抱く空の哀しみも
薄め消し去る朝が來る
肌、心が覚えてる
いつも願えばそばにいる