オリーブの午後
大瀧詠一
オリーブの午後 歌詞
青い葡萄を口に投げ入れたら
海に浮かぶ岬まで走ろう
これで二人きり
うるさい奴等をまいて
君は葉陰で水著に著換えるし
灼けた肌を太陽が見てるよ
夏の妖精が
ビーチへ駆けおりてゆく
いい景色だね
泳ぎ疲れたら
海の見渡せる丘で
ちょっとうたたね
オリーブの樹にもたれたら
空を見ながらうとうとと…
何もいらないよ
君が橫にいればいい
丘の斜面にはライムの花とクローバー
時を抱き寄せて
海はコバルトに光り
君を照らした
何もいらないよ
君がそばにいればいい
丘の斜面にはライムの花とクローバー
雲の帆船が空をゆっくりと滑る
君の寢顔にみとれてもいいだろう