黎明 -レイメイ-
山下誠一郎
黎明 -レイメイ- 歌詞
終わりなき闇の中で
行く宛てもなく徬徨う
過ぎしあの日の審判に
軋む歯車は狂いだした
闇に墮ちて笑う斷罪者
出口はない永遠(とわ)の迷宮へ
踠き探す黒き黎明
手を伸ばし摑め
崩れだしたセカイの中で
最後に見つけた答え胸に
闇の中摑んだ景色を
この胸に刻み歩き出せ
鮮やかな過去は黒く
色を変え呪いとなって
失ったあの日の選択に
今も囚われ続けてんだ
獨り墮ちて祈る贖罪を
迷い怒り狂う境界線
「どこまでも墮ちて行く
永遠の暗闇を歩き続ける」
奈落の底まで
崩れだしたセカイの中で
最後に見つけた答え胸に
闇の中摑んだ景色を
この胸に刻み歩き出せ
暗闇に光を燈せ
靜寂に響き渡るのは
鮮やかな日朽ちる音
まどろみに消えてゆくのさ
呪いはもういらない
別れの時さ
あぁさよなら
終わりのない夜の中で
零れ落ちる剎那の記憶よ
悲しみは全てここに置いてゆくから
夜が明ける
崩れだしたセカイの中で
最後に見つけた答え胸に
闇の中摑んだ景色を
この胸に刻み歩き出す
暗闇に燈(あかり)をともすのさ