惰性の楽園
小林太郎
惰性の楽園 歌詞
二萬人の中に一人命の役目を忘れた人
そんな君はただひとり「自分探し」にも厭きた夢の人
だけどどんな夢を見てたのかも思い出せないなどうしよう
君はどんな夢を描くのかも分からないまま眠っているんだろう
二萬人の中に一人人生の公式を描く人
そんな君はまだひとり証明で手間取る努力の人
だけどどんなに答えを出しても誰かの名を書いてお役禦免
君がどんな名前だっていい誇れるような看板は要らないよ
ブラックリストみたいなもんさ
名前なんて記號かなんか
個性の海で溺れていく前に
君の軀に刻まれた
魂を救ってやるのさ
心だけでは身が持たないそうだろう?
だからそう僕も君もあと誰かも
弱い脆い猾い慘いそんなもんさ
二萬人の中に一人世界を見渡した馬鹿な人
どんなときもただひとり転がるように前に進む人
今どんな運命も小さなこの手で包み込める人
もうどんな怒りにも惑わされない名前を背中に刻む人
ブラックリスト焼いてしまおうか
記號化された個性がなんだ
惰性の海で忘れていく前に
君の軀に刻まれた
魂を救ってやるのさ
心だけでは身が持たないそうだろう?
だからそう僕も君もあと誰かも
弱い脆い猾い慘い
魂を救ってやるのさ
心だけでは身が持たないそうだろう?
だからそう僕も君もあと誰かも
弱い脆い猾い慘いそんなもんさ