悪役にキスシーンを(與反派的吻戲)(翻自 初音ミク)
Miss F31
悪役にキスシーンを(與反派的吻戲)(翻自 初音ミク) 歌詞
シナリオどおりの戀は
もうすぐ終わりを迎える
観客は誰もいない
孤獨なステージの上
僕に與えられたのは
嫌われ者の悪役で
君と結ばれる人は
僕じゃない他の誰か
立ちすくむ二人の影
スポットライトが照らす
決められた台詞どおり
僕はサヨナラを告げる
なぐさめの言葉どれだけ並べたって
結末はもう変わりはしないし
ちゃんと君が大嫌いになれるように
最低最悪の僕を演じるよ
半端な優しさなんて
毒にも薬にもならない
幸せを願うのなら
傷つける勇気がいる
足下にこぼれ落ちる
その涙の數さえも
はじめから決められてる
抗うことはできない
ハリボテの街が夕焼けに染まって
僕たちの別れを彩る
見てくれを整えるために著飾った
戀愛感情は脫ぎ捨てる
BGMが終わる頃
ステージは暗闇に包まれてく
暗転の隙に君の手握り締め
遠いどこかへ連れて行こうか
そんな想像をする暇さえないくらいに
一分一秒が通り過ぎてゆく
君をひとり舞台に置き去りにして
振り返ることなく立ち去る
もう二度と顔も見たくないってくらいに
最低最悪な僕になれたかな?
ゆっくりと幕が降りる