流星
吉田拓郎
流星 歌詞
たとえば僕がまちがっていても
正直だった悲しさがあるから
……流れて行く
靜けさにまさる強さは無くて
言葉の中では何を待てばいい
……流れて行く
たしかな事など何も無く
ただひたすらに君が好き
夢はまぶしく木もれ陽透かす
少女の黒髪もどかしく
君の欲しいものは何ですか
君の欲しいものは何ですか
さりげない日々につまずいた僕は
星を數える男になったよ
… …流れて行く
遠い人からの誘いはあでやかで
だけど訪ねさまよう風にも乗り遅れ
……流れて行く
心をどこか忘れもの
ただそれだけでつまはじき
幸福だとは言わないが
不幸ぶるのはがらじゃない
君の欲しいものは何ですか
君の欲しいものは何ですか
流れる星は今がきれいで
ただそれだけに悲しくて
流れる星はかすかに消える
思い出なんか殘さないで
君の欲しいものは何ですか
僕の欲しかったものは何ですか