コノハの世界事情
上北健
コノハの世界事情 歌詞
意味と夢と命を集めて
集合了意義與夢與生命
作られてしまった身體は
被製造出的身體
終わった命を蒸し返す機械らしい
似乎是把已經終結的生命又拉回來的機器
【これは彼の昔のお話】
這是他過去的故事
人一人は涙を流して
有一個人落下眼淚
また會いたいと呟いた
低聲說著好想再見一面
ハリボテの街の
在紙糊街道上的
終末実験は
終結實驗
昨日時點で予想通り
在昨天的時間點如預測般
グダグダ過ぎて
亂七八糟過了頭
その時點でもう諦めた方が良いでしょう?
在那時間點就已經該放棄了吧?
次の二人は街の隙間でそんな水色の
接下來的兩人在街道的縫隙中看見了
夢見てた
那淺藍色的夢
期待ハズレの車線の先で
在違背期待的車道那頭
小さな身體はまた飛び散った
小小的身體再度四散
泣き叫ぶ少女を
不會醒來的我
目醒めない僕は見ていた
看著哭叫的少女
秒針は進みだすのを止めて
秒針停止了前進
世界もろとも眩(くら)みだそうとする
打算跟世界一起目眩
この夢は終わらない
這場夢不會結束
意味と夢と事態を合わせて
將意義與夢與事態結合
ただただ考えてく頭
只是一味思考的頭腦
「この世界はどうやら少しヤバイらしい」
這世界好像有點不太妙
【これは彼と彼女のお話】
這是他與她的故事
作られてしまった心では
靠被製造出來的心
もう言葉も屆かない
已無法傳達話語
枯れる太陽の音
枯乾的太陽聲音
蒸せる炎天下の目
蒸騰的炎夏雙眼
夏バテした世間に
就算
はじき出された様な
像被中暑的世間
蟬の聲がもう鳴り響き始めても
排擠般的蟬聲開始響起後
ユラユラ揺れる透ける身體じゃ
靠飄忽不定的透明身體
伸ばした手も屆かなくて
伸出的手也無法搆著
期待ハズレの視界の先で
在違背期待的視線那頭
秒針はふざけて立ち止まって
秒針壞心的停下腳步
踏み潰される未來を
在對向車道看著
反対車線で見ていた
被踐踏的未來
機械仕掛けの世界を抜けて
脫離這機械裝置的世界
木の葉の落ちる未來の風景へと
往落葉紛飛的未來景象而去
君の目で
以你的雙眼
嗤わらう日差しはどこかに消えて
嘲笑的日光不知消失到哪去
8月は何度でも過ぎ去って
八月無數次的過去
「また來年だね」と笑いあう
互相笑著說「我們明年見」
そんな未來なら?
如果是那樣的未來?
期待ハズレの世界の隙間
違背期待的世界的縫隙
予報外れの雨が降ってきた
違背預報的雨落下
その時にその時に
在那時候在那時候
例え未來が書き換わっていても
就算未來被改寫了
あの目は
那雙眼睛也