やっと気づいて
吉田拓郎
やっと気づいて 歌詞
両手でこぼれない程の
小さな自由らしいものを
両手でこぼれない程の
自由らしいものを
いつまで待ってみても
くるのは疲れた電車
いつまで待ってみても
疲れた電車
服を脫ぎすてると
時計の音がする
時は流れてゆく
今日も今日も
明日への道を
短い人生ですヨと
誰かがつぶやいたけれど
短い人生ですヨと
つぶやいたけれど
何かが目に見えないまま
やみの中で動いているらしい
目に見えないままやみの中で
動いているらしい
すべては移りゆくもの
追ってみても消えさるもの
すべては移りゆくもの
消えさるもの
いつか気がついたら
自由が笑っている
どこか頭の上で
笑って笑って
小さな自由が
両手でこぼれない程の
小さな自由らしいものを
両手でこぼれない程の
自由らしいものを