紡ぎ~あまねく想い~
奧村初音
紡ぎ~あまねく想い~ 歌詞
あまねく想いの丈は消えそうに
なりながらも紡がれてゆく
瞳の中にゆれるくすんだ世界
私だけの目が映す
霞色した厚い雲の裡に
まだ見えぬ光が私を呼ぶ
広い空に願いかけても
今日も雪は降らない
あまねく想いは
小さな手のひら握りしめて
紡がれてゆく
途切れる言の葉やさしく包み込む
思い出に溶けてゆく
心の中で時が止まった世界
胸の奧重い鎖ほどいてあげたい
強く変わる気がする
あなたを信じ続けてる
あまねく想いの丈はひとつずつ
それは大事に紡がれてゆく
途切れぬ想いは闇を照らす月
明日へと導いていく
手のひらに砂時計
降りつもっては消える想い出
空に隠れた道探して
ひとつだけ信じたい
あまねく想いの丈は消えそうに
なりながらも紡がれてゆく
あまねく想いの丈は消えそうに
なりながらも紡がれてゆく
奏でる音の葉いつか屆くように
あなたへと紡いでゆく
いつまでも紡いでゆく
【 おわり】