蜜蜂(Cover len)
晨光。
蜜蜂(Cover len) 歌詞
蜜蜂よ
舞い上がれ
この壁を越えて外へ外へ
聲を屆けて空へ飛び立て
小さな小さな
その透明な翅で
金色の針で
身を守って
何処にも行けないと嘆いてる
誰にも言えないとこらえてる
長く伸びた影がよぎり
飴色の光目を焼いた
出口のない迷路に
腹ばいになって
地を掻いて迷ってる
その目の前を
琥珀の翅が
蜜蜂よ
舞い上がれ
この壁を越えて空へ空へ
道を照らして暗に燈って
健気な健気な
そのつややかな腳で
蜜を集めて
巣を目指せ
何処かに逃げたいと叫んでる
誰かに逢いたいと祈ってる
遠く続く糸は落ちた
錆色の雲が泣き出して
終わりのない問いかけ
喉枯れるほど繰り返す
苛立って
その目の前を
翡翠の翅が
蜜蜂よ
舞い上がれ
この壁を越えて風に風に
前を見つめて光捕まえ
突き刺す突き刺す
その痛みの奧に
金色の針を
さあ探して
蜜蜂と
舞い上がれ
この壁を越えて外へ外へ
枷(かせ)を振り切り足を踏み出せ
はるかなはるかな
この広大な空を
孔雀色染みる
目に焼き付け
蜜蜂よ
舞い上がれ