善意のマモノ
Φ串Φ
善意のマモノ 歌詞
畏れらるる
眾人所畏懼的
神でもなく
並不能算作神
妖でもなく
也並不能算是妖怪
たといけして觸れられぬ魔物としても
即便是,被當作不能接觸的魔物也……
ただただ笑っている
僅僅只是一笑而過……
穢れた掌を翳しては
合上沾滿污穢的雙掌
その痕に口吻ながら
親吻著那道傷痕
吸うは黒紫の輝き
將那暗紫色的光暈吸出
うねりを上げて包み込ませて
然後將其一口吞入
忌み嫌われたものと共にありながらも
就算是與眾人忌諱之物共存
まるでそれは何か美しいものとばかり
也難以撼動她的美麗
愛おしげに
以及惹人愛憐
遙か遠く
萬水千山
人及ばぬところ
在世人不可及之地
その禍をその身に引き受け
將凶禍引於自身而默默地承受著
それに體濡らしても塗れながらも
任憑其沾染此身,永不消散
在り続けることを快として
也僅作為自身的延續而歡樂……
ただただ笑っている
僅僅只是一笑而過……
浸ることこの身の求むままに
沉溺其中,順著此身的渴求
浴ることこの身の求むままに
沐浴其中,順著此身的渴求
誰にも見咎められないで
不為何人所指責
獨り紡ぐ禍事を
獨自一個人,編織著不祥之兆
穢れた體を抱いて
深擁滿是污穢的身體
その瘴気に踴りながら
於瘴氣(香氣)之中舞動著
纏う亡者のざわめき
纏繞此身的是亡者的低語
呪わしき渦に洗われながら
任憑詛咒之渦洗滌
人には映らぬ何かを見據えるが故
因看透了凡人所不可見之物
まるでそれは何か尊いものとばかり
便毫無顧忌地將她奉為高貴
愉しげに
與美好的存在
遙か高く
遠隔千里
人及ばぬところ
在世人不可及之地
その災をその身に引き受け
將災禍引於自身而默默地承受著
それで體満たしては無邪気に笑う
任憑其填滿此身,天真地笑著
まるでそれしか知らないという
好像只知此事似的
人形のようでいて
如同人偶般存活著……
そも
原來
神という一つの系(姿)でなく
既不是神之嫡系(外表)
妖という一つの系(姿)でなく
也不是妖之血脈(面貌)
どちらでもない系(姿)として在るのなら
若是作為與兩者相異的一派(姿態)而存在的話
それは山に住まう魔と
也只能是住在山中的魔物了吧……
遙かずっと
天南地北
人及ばぬところ
在世人不可及之地
その始まりに込められた想い
從一開始,就已經包裹其中的想法
宿す心善き意志の願いのままに
願能保持心中的那份善良
善なるマモノがそこにいて
善意的魔物,便是如此
ゆえにずっと
滄海桑田
人及ばぬところ
在世人不可及之地
その一切をその身に引き受け
將一切引於自身而默默地承受著
今も幼き心は刻まれたまま
現今,也銘刻於年幼的心靈之中
たといその體は穢れようとも
即便此身已經滿是污濁
屈託のないままに
也仍然是無所顧慮地
ただただ笑っている
一笑而過罷了……