おまじない
Sano ibuki
おまじない 歌詞
この手から光が
月を忘れた夜に消えていく
指先に微かに殘る
想いも屆けばいいなと隠した
不揃いの気持ち抱えて
滲む目の前に溫もりを一つ願った
空に上がった僕らの痛みをさ
見えなくなっても見つめていた
忘れたくなかった
どんなに僕が今壊れそうでも
君が笑っているなら
この涙救われる
全て何だか虛しくて
落として忘れたものさえ気づけない
心から會いたい
君ではなくて震えたあの時に
睡蓮(すいれん)の花をよそ目に
夕立の中
無邪気に泣いたあの瞬間(とき)
まるで世界が時を止めたような
夜に交わした言葉とも
お別れなんだね
ここからずっとねえずっと遠くで
生まれた星の名前は
僕と君しか知らない
空に上がった僕らの涙はさ
見えなくなっても輝いて
誰かを照らしている
ここからずっとそうずっと遠くの
君が泣いているなら
見上げてよほらいつまでも
そばにいる星のこと
ひとりぼっちの夜に思う
君と一緒でよかった