あるがままに
小西克幸
あるがままに 歌詞
喉が渇いたな。 。
總覺得口好渴
病みあがりの散歩に少し疲労感を覚えた。
可能因為生病的原因,散步讓我多少有點疲倦的感覺
部屋に戻ってからのぼくは、喉を潤すためコップを手に取った。
回到房間,準備拿杯子倒水喝
コップは二つあった。
杯子在那
別れた彼女がお揃いで買ってきてくれたガラスのお灑落なコップだった。
之前分手的女友一起買的精緻的玻璃杯
その一つに冷蔵庫から取り出した水をボーとしながら注いでいたら、うっかり溢れてしまった。
拿起一隻,從冰箱裡取出水,靠著邊緣倒水,一不小心水漫了出來
慌ててコップを摑むと手が滑り、今度はゆかに落ちて、
慌忙抓住杯子的手太滑,杯子一瞬落了下去
かしゃんと音を立てて、割れてしまった。
噗通一聲,碎了
あっ!
啊!
ぼくは呆然と割れたコップを見つめた。
我呆呆地看著碎掉的玻璃杯
ゆかには水が広がっている。
水攤了一地
戸棚にあるもう一つのコップに目をやると、
看向櫃子裡另一隻玻璃杯
なんだかやるせない気持ちでいっぱいになった。
總覺得胸口有些悶
一つ殘された空のコップが、悲しそうに、
留下的另一隻空杯,看起來那樣悲傷
割れたコップを見つめているように思えて仕方なかった。
看著碎在地上杯子我有些無可奈何
ふと、老人の言葉を思い起こした。
突然想起老人的話語
無理をしてはいけない。
不要勉強自己
コップに注いだ水はぼくの愛、注ぎすぎた愛が溢れ、受け手のコップが壊れてしまった。
往杯子裡註入的水是我的愛,注入的愛滿溢了,握著杯子的手沒拿穩杯子便摔壞了
こじつけのような気持ちだが、今のぼくには十分納得できる光景だった。
這看起來十分刺痛感覺,卻是現在的我完全能夠接受的光景
そうだ。 。
是啊
今までぼくは愛そうと一生懸命努力することが、戀愛の形だと思いこんでいた。
至今為止,我一直覺得拼命努力的愛著,就是戀愛的形態
実はそうじゃなかった。
其實並不是這樣
本音は、もっと愛されたかったんじゃないのか。
但是說真的,難道不是想要更多地被愛嗎
それを素直に出すことの方が大切だったとは言えないか。
這麼重要的話如果不能坦率地說出來
傷つき、傷つけ合って、もう誰も愛せないと考えることは間違いだ。
傷人,傷己,還有再也不要愛上別人這樣的想法根本就是錯的
たとえ傷つけあうことになろうとも、愛されたいと思う気持ちが相手を慈しみ、
即便是互相傷害,也還是想要被愛
それが帰ってくることになる。
即便如此也還是會回來
それが、お互いを必要としていく家庭に繋がっていく。
這才是,互相幫助互相需要才是維繫家庭的關鍵
お互いを必要としているからこそ愛するし、愛される。
正是因為彼此需要才會愛人,才會被愛
そしてその愛は無理せずゆっくりと、本當の意味の家族へと形を変えていく。
愛不是勉強,而是慢慢地由戀愛轉變成家人之間的愛的形式
だからこそ、愛は永遠に続く。
所以愛才能永遠地延續下去
妙に納得している自分がいた。
會這樣想的感覺有些奇怪
この考え方が正しいとは限らない。
這樣的想法或許未必是正確的
でも、ぼくはあの老夫婦のような人生を歩んでいきたい。
但是我想擁有像那對老夫婦一樣的人生
無理せず、ゆっくりと自然に、そして、あるがままに。
不勉強 慢慢的 自然地,順其自然
あるがままというのは、本當の自分の気持ちだと思う。
就這樣下去,這才是自己真正的心情
あるがままの自分を受け入れる。
就這樣接受現在的自己
そしてもっと素直になる。
然後變得更加地坦率
それが今のぼくにとって、もっとも必要なことなのかもしれない。
對於現在的我來說,或許這才是我所更加需要的