僕は愛を知っている
初音ミクオゾン
僕は愛を知っている 歌詞
誰かを愛していますか
誰かから愛されてますか
愛は何か知っていますか
よければ教えてくれますか
何不自由のない暮らしで
平均以上の生活で
こんなに恵まれて生きたのに
心は空っぽだったんだ
そもそも愛とはなんですか
僕は愛されているのですか
愛されていたとしたならば
僕はもう壊れているのだろう
「お前には期待してるんだ」
なんて言葉が僕を殺した
いやきっとこれは
愛の重さゆえか
僕は愛を知っている
僕は愛を知っている
離れた今でも
愛に縛られて
恵まれて生きた
誰よりも幸せな
はずなのにどうして
こんなに苦しいんだろう
雨上がりの道歩いた
野良貓が僕を見て嘲笑った
お前も同じなんだろ?
誰かに 捨てられたんだろ?
無償の愛なんてどこにもなくて
僕なんか実際誰でもよくて
だいたいみんな上手く生きていて
僕だけいつも取り殘されてて
「夢を持って生きろ」なんて
誰かに愛されていたかったのに
ただそれだけだったのに
気づけば大人になっていて
過去の傷も蓋をして
いつも見ないふりを決め込んで
日に日に崩れてく僕を必死で
毎日毎日取り繕って
誰かに気付いてほしかったんだ
誰かにわかってほしかったんだ
誰かと一緒にいたかったんだ
もう一人は嫌なんだ
僕は愛を知っている
僕は愛を知っている
あなたの言葉も
きっと愛なんでしょう
傷ついた心
愛が刻まれていた
はずなのにどうして
涙が止まらないの
僕は愛を知っている
僕は愛を知っている
意地張ってばかりの
僕を誰か愛して
なんのために生きて
なんのために強がるの
言葉よりそっと
抱きしめてよ
僕は愛を知っている
僕は愛を知っている
離れた今でも
愛に縛られて
恵まれて生きた
誰よりも幸せな
はずなのにどうして
こんなに寂しいんだろう