フロントライン(inst)
石敢當
フロントライン(inst) 歌詞
編曲:djseiru
僕は往くこの街をただ
破壊し盡くすようにと
生まれてきた
自分のできることそれ以上を
ずっと求められて來たんだ
立ち止まる暇もなくただ
銃口を
振りかざしていくことしか
許されない僕はいつの間にか
人鬼になってしまった
降ってきた雨を拭っていた
手に持ったジャックナイフが
自分の顔面を傷つけて
しまうことしょうがないこと
無線の電波はもうすでに
切れちゃって孤獨が増して
弾薬補充すでに手遅れ
嗚呼ただの標的だ
冷たい土砂降りカムフラージュの
色も全て流れて裸の自分に
照準合って逃げてきたんだよ
有刺鉄線手で取り除いて
また傷が一個
生み出され
さも當然だったようにさ
僕は行くこの街をただ
破壊し盡くすようにと
生まれてきた
自分のできることそれ以上を
ずっと求められてきたんだ
耳塞ぐ暇もなくまた
警告が高く高く鳴り響けば
昨日までは友と呼び合った
アイツに銃を向けろ
そうだろ僕らは人間だったろ
素直なら尊厳あったの?
もはや何もわからないけど
立ち続けたよ
そんでさ
きっと世界はこう言うのさ
「負け犬の遠吠えなんだろ」
互いの吠え面はどうして
こんなに不快で
息をしてもいいですか?
くだらない問いかけも
かき消されて
また転んで擦り傷の數が
増えていく一方誰も手を
差し出してなんてくれなくて
気づかないフリをしてまた
大事なものを真顔で傷つけるんだ
本當は自分が叫びたかった
「痛いよ」「痛いよ」
「痛いんだ」
僕は行くこの街をただ
破壊し盡くすようにと
生まれてきた
自分のできることそれ以上を
ずっと求められて來たんだ
目を瞑る暇もなくまた
真実が赤く赤く染まるのなら
昨日までの友と臆病な自分に
銃を向けろ