Tonbi

笑って泣いて先つ頃
笑著哭泣之時
今昔の感に耐えかねていたよ
過往情感變得難以忍受
ただアジサイが綺麗に咲いて
只有繡球花爭相競艷
思い出して思い出して描いて
回想起來將回憶描繪
遠くて深い空と地
遙遠又深邃的天空大地
カーマスートラな音から流れた言葉は
從聲音中流淌的言語
ただ消え去って雨となり降り
只是化作大雨降落消失
想い続け想い続けていた
這樣不停不停地想著
儚い妄想を夢見て壊しては片心
夢見虛幻的奢想痴心妄斷
間違った感情その終わりは一人だけど
錯誤的感情最終只我一人背負
繰り返した
循環往復
風を斬るより速く
以比斬風更快的速度
失速する雲の上
衝上雲霄
溢れる溢れる溢れる
有什麼滿溢而出
今だって手があればすぐ觸れてみせるのに
若能與你肌膚相親定會毫不遲疑
暗闇と光の水平線
黑暗與光明的交界線
愛しさとココロ痛み狹間
愛憐與心在疼痛的罅隙
泣いては滅入ってカラコロ
哭泣著意志消沉
消えた森の中過ちで生きるの?
在消失的森林中憑過錯而存活嗎
「悲しい」って「虛しい」って
如此悲傷空虛又寂寥
泣いて鳴いて泣いた
懊悔著悲鳴著哭泣
遠くで誓う夕暮れ
在黃昏盡頭起誓
出くわす罠あなたの流した涙は
偶然的圈套你流下的眼淚
ただ冷やされてものの見事に
終於冷卻如此乾脆徹底
問い続け問い続けていた
不斷追問鍥而不捨
交わして反らして移し心
反復交匯又分離的心
間違った感傷その終わりは一つだけど
錯付的傷感最終只是獨自背負
繰り返した
重蹈覆轍
運命を見るより速く
比看清命運更迅速
あなたはいない
你消失了
傍に傍に傍に
曾在身旁
あなたに觸れられるなら抱いてみせるのに
若能觸碰到一定將你緊擁入懷
いつも
總是
疾速なる青さは
迅速渲染的青藍
永久に永久に永久に
彷彿亙古永恆
今は全てのあなた探してもいなくて
現在卻無論如何也找不到你
時に流されて変わってゆく笑みも
連隨著時間流逝變化的笑容也
今は振り返ればもう泣いてしまうから
若此刻回首定會淚流滿面
だけど空を見上げてトンビが鳴いた頃には
但仰望天空鳶鳥長鳴之時
きっとどこか探してしまう
一定會在某處找到的
眠りについたあなたを
找到酣眠沉睡的你