Mirage of Mind
ハムF9
Mirage of Mind 歌詞
長い長いまどろみの時が動き出す
ゆらりふたり潤んだ目と聲が呼び覚ます
緩緩地兩人被濕潤的眼眶與聲音喚醒
「夢は夢で過ぎたことでしょう?」
“夢就是夢已是過去式了吧?”
「大切なものはここにあるものだけでしょう?」
“珍視的事物是僅存於此的吧?”
見慣れた場所と世界の中で
熟悉的地點與世界之中
無くしたのはどんなものだろう?
失去的 是怎樣的事物呢?
胸に刺さる何処かの記憶が
某處刺痛心扉的記憶
舌に溶けて渦巻くの
溶於舌尖擾亂情感
閉じ込めた言葉では伝えられなくて
僅以被封閉的話語無法傳遞
交わす音はひとつずつ時を打ち明けて
交錯的響聲有序地將時間報出
ぼつりぼつり広がるのは黒く滲みのよう
滴滴答答變的廣闊漸暗要滲透般
「嫌よ嫌よこのままでいてよ」
“不要啊不要啊保持這樣就好”
「こんな想いはもうしたくないでしょう?そうでしょう?」
“已不想再抱有這般思念了吧?是這樣吧?”
夢で見てたあの子の名前を
夢中所見那孩子的名字
呼び続けた歩む先へと
不斷呼喊它向前邁步著
思い返す何時かの記憶が
某刻被回想起的記憶
胸で焦げて渦巻くの
焦灼於心擾亂情感
例えそれが時の中で錆び朽ち果てても
那就像是時刻之中正生鏽並走向衰亡
「大切なものはもうここにあるものだけでしょうほら……」
“珍視的事物已僅存於此了吧你看……”
飲み込まれそうな心の中で
就要被吞噬的內心之中
見つけたのは夢か現(うつつ)か
所見的是夢境還是現實
背中あわせの鏡のように
宛若背靠背的鏡子般
交わることのないもの
永無交集的存在
涙ながら崩れ落ちてゆく
開始潸然而下無法停歇
影の先は同じ面影
影映出的是相同的面容
曖昧なまま過ごした先は
模糊之中已逝去的是
救いのない悲劇かな
無可挽救的悲劇吧
戻れない時の中身を任せたまま
不可回溯時刻中被迫委身於此
かすれゆくこの聲が屆きますように
漸漸嘶啞的聲音希望能夠傳達