風と小説
寺尾紗穂
風と小説 歌詞
桐の花
咲き始めの
匂いたつのは
あの物語
若すぎて
読み飛ばしてた
行間を今は
感じてる
その心強さだけで飛び立てそう
あなたを離れることさえも
魔法のようなたやすさで
五月の風が吹き抜けた
時には旅に
でなくちゃね
知らない景色
身を任せ
曳舟の日が
ともるころ
小高い丘に
のぼろうよ
自由な心で飛び立てよ
一人ぼっちの道でさえ
魔法のような瞬間に
吹く海風がささやいた
桐の花
咲き始めの
匂い立つのは
あの物語