“二人”に帰ろう
西脇唯
“二人”に帰ろう 歌詞
ずっとずっとつないで歩ける手を
もしももしもあなたが持ってるなら
遠ざかってく
靴音よりも
近づいてドアをあける
音を強く聞かせて
今日見ている星は
きのうの輝き
消えて行くものばかりの街で
祈るように思った
二人に帰ろう
一緒に帰ろう
後悔なんかに
時を奪われないで
しあわせは誰かにして
もらうことじゃなくて
ちゃんと抱きしめあえる人がいること
必要とされてはじめてわかるの
自分が今どのあたりにいるのか
メトロノームが途切れてくように
疲れてく音が屆く人はなんて少ない
ショーウインドー
こつんと額をあてる
どんなことでなら泣いていいの
空の先を見上げた
あなたがいないと
あなたがあふれる
街角に窓辺に
手がかりがあふれる
寂しさは心を
追いつめるものじゃなくて
決してなくせない人を
おしえるもの
後ずさりするような
つらく長い夜も
子供の頃の傷あとみたいに
いつか笑いあえる
二人に帰ろう
一緒に帰ろう
後悔なんかに
時を奪われないで
しあわせは誰かにして
もらうことじゃなくて
ちゃんと抱きしめあえる人がいること