津々浦々
UTAU
津々浦々 歌詞
三味線片手に風來坊
流浪者單手拿著三味線
春風と共に野を駆けて
隨春風驅馳於原野間
花びらを背に舞い上げる
身後花瓣正飛舞
蕾のままの山桜
山櫻含苞待放
何も知れずに枯れ落ちた
一無所知便枯萎凋謝
それを奏でてまだふらり
演奏著這一曲再度踏上旅途
季節を紡ぐウタ歌い
唱著四季織就之曲
桜散る此の景色に何を知る
見櫻花散落有感而歌
土の音、花の匂い
大地之音、花香氤氳
三味線構えいざ參る
請允許我用三味線來演奏
❀❀❀
流浪者髮梢隨風搖曳
髪を揺らして風來坊
與流雲一同航行海中
雲とともに海を漂い
身後有水鳥闔起雙眼
水鳥を背に目を閉じる
船上鳴響了汽笛
船が鳴らす汽笛の音
還未傳達便模糊消散的歌
誰にも屆かず霞みゆく
編織著這一曲再度踏上旅途
それを紡いでまたふらり
唱著歌頌四季之曲
季節を歌うウタ歌い
見鬱鬱蒼蒼有感而歌
緑染まり此の景色に何を見る
天光炎炎,青草鮮美
日の光、草の匂い
三味線在手開始新旅途
三味線抱えいざ行かん
古老池塘映著中秋明月
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不為人知地干涸枯槁
十五夜うつす古池が
即使青山已開始披上銀妝
誰にも知られず枯れていき
也要將這美景用歌聲傳揚
山がおしろいはじめても
唱著編織四季之曲
わては屆けるこの聲で
見風景移轉若有所思
四季を紡ぐウタ歌い
唱著編織四季之歌
変わりゆく此の景色に何思う
見四時流轉若有所想
四季を紡ぐウタ歌い
時光盡頭、季節終點
変わりゆく此の景色に何思う
三味線聲流轉不休
時の流れ、季節の果てに
三味線聲流轉不休
三味線の音はまた巡る
三味線の音はまた巡る
❀❀❀