OVER
いとうかなこ
OVER 歌詞
何も語らない君の瞳の奧に愛を探しても
言葉が足りないそうぼやいてた君をふっと思い出す
今となれば
顔のわりに小さな胸や
少し鼻にかかるその聲も
數え上げりゃきりがないんだよ
愛してたのに
心変わりを責めても空しくて
“風邪が伝染るといけないからキスはしないでおこう”って言ってた
考えてみるとあの頃から君の態度は違ってた
いざとなれば
毎晩君が眠りにつく頃
あいも変わらず電話かけてやる
なんてまるでその気はないけど
わからなくなるよ
男らしさって一體どんなことだろう?
夕焼けに舞う雲
あんな風になれたならいいな
いつも考え過ぎて失敗してきたから
今となれば
噓のつけない大きな聲や
家事に向かない荒れた手のひらも
君を形成る全ての要素を
愛してたのに
心変わりを責めても君は戻らない
いつか街で偶然出會っても
今以上に綺麗になってないで
たぶん僕は忘れてしまうだろう
その溫もりを
愛しき人よさよなら
何も語らない君の瞳もいつか思い出となる
言葉にならない悲しみのトンネルをさぁくぐりぬけよう