仄暗い晝 (feat. 鏡音リン)
光収容
仄暗い晝 (feat. 鏡音リン) 歌詞
仄暗い晝
動けない日々風だけ過ぎていく午後二時今空は曇る
「これから帰るところ」と隣りの電話が喋る
行き怪し<揺れる傘など持たずに歩いた
変わらぬ信號待ちに心を持て餘している
気付かぬふりをしている靴音だけが聞こえていた
翳る空を睨む
変わらないまま
冷たい顔駆け出した人の群れピル影へと逃れて振り返る一瞬に
動けない今音響く窓
心も今ただ靜かに
滲んで消えた記憶を探せど見つからぬまま
五分後には忘れてる頭の中で笑ってた
狂った調子のままで濡れる路面を見っめた
視線を感じ振り向く雨音だけが今止んでいく
暗い空を睨む
割れた雲間に
斜め差す光消えた雨音を
追うように行く靴音過ぎ去った騒亂よ
いつか今は消えていく何もかもこれからどこに歩いてく
頬を刺す風雑踏を去る影を
追うように行く靴音に掠れて<呼吸
始まりか終わりかがもう分からない
これからどこへ歩く
動けない日々時間が駆けていく午後三時仄暗い晝を過ぎた今から
動かない日々風だけ過ぎていく動ける今空は曇り