砂の城
三澤秋
砂の城 歌詞
「砂の城」
指(ゆび)を擦(す)り抜(ぬ)け〖穿越了指尖〗
褪(あ)せる約束(やくそく)〖褪色的約定〗
砂(すな)の城(しろ)をここに造(つく)ること二人(ふたり)きりで〖兩人在此修築的砂之城〗
夕暗(ゆうやみ)に呑(の)み込(こ)まれ〖一切皆被暮色所吞噬〗
沈(しず)んでく黒(くろ)い森(もり)で〖深沉靜謐的暗黑森林〗
貴方(あなた)との約束(やくそく) それだけ信(しん)じてた〖深信你那天定下的約定〗
さらさらりと揺(ゆ)れ落(お)ちる〖蕭蕭簌簌消散飄零〗
濕(しめ)った土(つち)に砂(すな)を積(つ)めば〖潤濕的泥土如砂般堆起〗
崩(くず)れて何度(なんど)も〖又於何時崩裂瓦解〗
心(こころ)をかけるのは諦(あきら)め〖在此彼方心已停留〗
囁(ささや)く聲(こえ)が遠退(とおの)く〖低聲私語已經遠去〗
ほのかに溫(ぬる)い暗(やみ)に〖微微溫暖的無盡黑暗〗
瞳(ひとみ) 凝(こ)らしてあなたを探(さが)すの〖瞳中凝視著將你找尋〗
一人(ひとり)きりここに殘(のこ)っても〖即使獨自留於此處〗
暗(やみ)を擦(す)り抜(ぬ)け〖穿越了黑暗〗
はねるかけおう〖追尋的幻影〗
いかないでと聲(こえ)をはりあげた〖低聲懇求著'不要走'〗
もばくあし呑(の)み込(こ)まれ〖一切皆被暮色所吞噬〗
沈(しず)んでく黒(くろ)い森(もり)で〖深沉靜謐的暗黑森林〗
あなたが組(く)み潰(つぶ)す砂(すな)の城(しろ)を見(み)ていた〖獨自凝望著修築的沙之城〗
ここのようどうか私(わたし)を見(み)て〖身居此處低低抽泣我能見到〗
ここのようどうか壊(こわ)れないで〖身居此處低低抽泣崩裂毀壞〗
ここのようどうか貴方(あなた)を見(み)て〖身居此處低低抽泣你能見到〗
ここのようどうか離(はな)れないで〖身居此處低低抽泣無法別離〗
笑(わら)う瞳(ひとみ) 見(み)つめられず〖無法再看見微笑的眼睛〗
沈黙(ちんもく)が目眩(めまい)を誘(さそ)う〖終被魔魅所引誘〗
嘆(なげ)く聲(こえ)も無(な)くごとした〖惋嘆之聲無用之力〗
ひとつぶの慰(なぐさ)め〖僅剩的一點慰藉〗
さらさらりと揺(ゆ)れ落(お)ちる〖蕭蕭簌簌消散飄零〗
脆(もろ)く崩(くず)れる〖傳來鼓動之砂音〗
砂(すな)と鼓動(こどう)の音(おと)へ〖脆弱地崩潰〗
あなたはいとおしぬ〖你轉身離開〗
ように耳(みみ)を傾(かたむ)け〖側耳傾聽〗
高(たか)い空(そら)からは遠(とお)く〖高遠的天空早已遠去〗
深(ふか)く沈(しず)んだ胸(むね)に瞳(ひとみ)〖張開深陷心底的眼睛〗
開(ひら)いて聞(きこ)えた気(き)がした〖驀然回首不經發現〗
あなたの言葉(ことば)は幻(まぼろし)〖你的話語恍如幻影〗
さらさらりと揺(ゆ)れ落(お)ちる〖蕭蕭簌簌消散飄零〗
終わり···