明日を待っている
泉まくら
明日を待っている 歌詞
菜箸でつつく煮崩れた後の汁
なんもうまく行かないホリディ
みんなみんなほったらかして家出て
何回振り返ったろう見慣れた道
今日一日終わればまた私にいつもの日々
いいこと、悪いこと數えてばかり
平気でいることだってあるのにね
錆びたフェンス色のない花壇
いつからかな?
まだ起こってもないことに苦しんだり
こんな心でも分かるように
take it easy 言い聞かせてる
トラックが踏んでった水たまり
傘差してたって濡れた足
そんなのも分かってきたから
あまりこわくはない
諦めだろうが希望だろうが
誰からどう見えようと
私にはただの「本當のこと」
(ひとつの本當のこと)
まだ著いてもないのに
もう帰りたい電車の中
知らないとなりの人
みんなカーブ揺れてなんか笑えた
いつまで、どこまで
そんなのから一歩出たところ
誰も読まないあとがきなら
今をただ行くしかないから
後悔したらどうしよう
それでも選択の連続で
でも終わりだけは選べない
ときめきの隙間退屈に生きても
時計の針ばかり見ない
私の心で息をする
そうやって生きていくならばいっそ
深呼吸のスピードでいい
明日を待っているよ