月千一夜

る(ru)
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黒い鬣（たてがみ）を靡（なび）かせ
黑色鬃发随风飘扬
夜は静かに翼開（ひら）く
寂夜之中悄然张开羽翼
ru
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青い月が見守るのは
蓝色冷月所注视的
別（わか）れを嘆（なげ）く娘の唄（うた）
是女子叹惋离别的歌
宝物（たからもの）を探し求（もと）め
寻求珍宝的
若（わか）い瞳は旅に出（で）る
年轻的眼瞳起程而去
目指（めざ）す場所は遥か遠く輝いている
目的之所在 远远地闪现着光芒
砂漠（さばく）のはてそびえ立（た）つ
沙漠的尽头处耸立的
黄金（おうごん）の城（しろ）
黄金之城
まだ見ぬ世界へ
向着还看不见世界
燃（も）え立（た）つ希望の灯（ひ）
燃起的希望之灯

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随着火红的阳光的消溶
燃える陽射（ひざ）しに溶けながら
用走烂了的双脚继续跋涉
爛（ただ）れた足（あし）で歩き続けた
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钻过冰冷的黑暗的同时
凍（こご）る闇を潜（くぐ）りながら
数千日地奔走
幾千日を歩き続けた
漫长连绵的旅途之中
長く続く旅路（たびじ）の中
那生锈了的瞳孔与消瘦了的胸脯
錆（さ）びた瞳と痩（や）せた胸
以至于要丢弃所有的一心所向的“乐园”
全てを捨ててまで目指した「楽園」
那是浮现在沙海上的蜃景之城
それは砂（すな）の海に浮（う）かんだ蜃気楼（しんきろう）
干了的手掌
乾（かわ）いた手の平（ひら）
擦身远去的幻象
擦（す）り抜（ぬ）ける幻
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黑色鬃发随风飘扬
黒い鬣（たてがみ）を靡（なび）かせ
寂夜之中悄然张开羽翼
夜は静かに翼開（ひら）く
ru
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蓝色冷月所注视的
青い月が見守るのは
是女子叹惋离别的歌
別（わか）れを嘆（なげ）く娘の唄（うた）