ファンタジー
岩崎宏美
ファンタジー 歌词
ギターの弦(つる) 人(ひと)さし指(ゆび)はじいてひいて
あなたのこと考(かんが)えてる 私(わたし)はひとり
あれは二月(にがつ)前(まえ)の日(ひ)ぐれ時(じ)だった
地下鉄(ちかてつ)の出口(でぐち)で
ふと心(こころ)に感(かん)じた あなたのまなざしを
立(た)ちどまり私(わたし)もただ あなたを見(み)つめてた
イニシャル入(い)りデニムのシャツ鏡(きょう)にうつし
あなたのこと考(かんが)えてる 私(わたし)はひとり
あれは一月(いちがつ)前(まえ)の雨(あめ)の午後(ごご)だった
公園(こうえん)の木陰(こかげ)で
ふとふれ会(あ)う指先(ゆびさき) 重(かさ)ねたくちびるを
泣(な)きじゃくりながらも 愛(あい)してるといっていた
あれは半日(はんにち)前(まえ) 今朝(けさ)のことだった
この部屋(へや)の窓辺(まどべ)で
あのひとからいわれた 悲(かな)しいさよならを
手(て)をふって私(わたし)もただ 好(す)きよと告(つ)げていた