ラスト・ファンタジア
あいしろ
ラスト・ファンタジア 歌词
気づいたら こんなに遠く
歩いてきてたね 出会いも見えない
どこまで行く 何も決めてないまま
さあ息が切れて 歩みが止まる
その時までまだ時間はあるでしょ
あなたの目が見る最期の空に
わたしも居るよ
初雪が決めつけるさよならを握りしめて
見たこともないような物語
こんなに白く 何を描く
泣いて笑って 紡がれていく童話
語り部の目の端にある しわを増やして
遠く離れて 逃げ出していく夢は
眠る時間が少なくて
遊び足りないみたいね
代わり映えのしない毎日
「つまらない」と言う あなたの横顔
まるで誕生日の子どもみたい
わたしも同じ
さよならがお別れの合図なら
また会えるわ
ただいまとおかえりで繋ぎ合う
わたしたちなら当たり前に
夢が覚めても あなたと居られる日々
それがどんなに特別か この世界なら
遠く離れて 声が届かなくても
紙ひこうきにしたためた
想いは届くはずでしょう
伝えきれない気持ち
手紙に溢れさせてみても
今度は読みきれなくなるの
少しずつ話すね
これからのこと 今から続くことを
語り部の目の端にある しわの数だけ
いつか必ず やってくるさよならを言う時
笑って手を振れるように
いま全てを伝えたい
あなたと綴るこの叙事詩