右足
井上苑子
右足 歌词
「こうなりたい」が
「こうあればいいのに」
「こうならなければいけない」へ
いつしか見栄張って
自分を作って
現実味ないこと並べる
実際これからどうするの
聞かれたらいつも通り
笑ってごまかして左足叩いて
肝心なことから
ずっと逃げてきた
自分が一番わからなくて
複雑に絡み空回る気持ち
答えを一つに導けないのは
大切に思うものに順番を
今のわたしには
付けられないから
でもそれでも確かなこと
立ち止まってはいたくない
目的地は知らずとも
一つの答えでは無く一つずつ
わたしなりの答えを見つけたいの
別れの後の決意とか
迷いの中の強さとか
逃げてばかりでは歌えない
素直な始まりの気持ちで
今目の前の道をわたしは行く
「今をどう思っているのか」
「今に満足しているのか」
考えることをやめたら
右足から
外の世界へ踏み出す朝は
いつもと同じ風景
明日も明後日も
同じことを繰り返すの
嬉しい期待が同時に不安で
答えを焦らせてしまうけど
大切に思うものに順番を
付けられない今のわたしも
間違いじゃないと
信じてみたいの
Oohなりたい自分はまだ遠い
辿り着けるのかわからない
でもそれでも確かなこと
立ち止まってはいたくない
目的地は知らずとも
一つの答えでは無く一つずつ
「大切」その答えを見つけたいの
左足で踏み込む過去
未来へ踏み出す右足
逃げてばかりでは歌えない
素直な始まりの気持ちで
今目の前の道をわたしは行く
今期待も不安も抱えて
わたしは行く