夜道を征く
滲音かこいこるむ
夜道を征く 歌词
ひとつふたつ 瞬き合うたび
ひとりふたり ふらりと消えていく
日にち増える度に 重ねている
開き触れた庭は 箱の中
悲哀 塞ぎ 瞼の裏側
浸り 船の上、揺られる様
ふわりふわり 歩き回り 道に迷う独り
のらりくらり 或いは舞い 1時間をふいに
左、不意に 落ちた灯 命果てた光
終わりの無いものなんてない 辿り着け手当たり
空の色が 何に見えるか
わかんなくても
今更だなんて 言わないから
笑ったことも 嘘だったんだから
せめぎ合いに 巻き込まれぬように
ひらり躱し 待ち望むものは何?
明日なんて来なけりゃいいのに
誰かの声 微かに耳打ち
空の色が 何に見えるか
わかんなくても いいから
今更だなんて 言わないから
笑ったことも 嘘だったって言うのか
笑っていたのか 明日なんか
来なきゃいいのか 応えてくれよ