秒空と乏し火
初音ミク磨瀬
秒空と乏し火 歌词
部屋の中
明かり照らすも 辺りは暗く
射ぬ矢の先に 君を捉えて
風を羽織り 忠実に歪みもなく
屈むと見えない芯の黒
二人で一人ならさ僕らは
もっと過大に生きれるんだ
ザラザラの画面が膨らんで
じわじわと (透明な方へ)
受話器越しじゃ君なんかじゃない
毒を吐く亡霊さ
どきどきと (辞められない)
その確かのない日常を
パラパラと剥がれた仮面を
掬い上げて
こころに注ぐ純恋歌
減らしたいや
白いテラスで あたりは昏く
揺れた気持に 気に留められない
くすんだメモリ残り
匂いと肌触りと 聞けない心情は
独りなら僕らは腕を通さず
軽いまま生きれるんだとして
ザラザラの画面が膨らんで
じわじわと透明へ向かって
受話器越しじゃ君なんかじゃないと
尖った胸の奥の棘を突き刺した
止むことない
確かめようのない日常を
題名が見つからないままの
無邪気の気は普通なんかじゃない
毒を吐く亡霊は
時々の その確かのない日常を
かき集めて
こころに捧ぐ純恋歌であれ