ひとひらの雪
翁倩玉 (Judy Ongg)
ひとひらの雪 歌詞
可哀相だわ一緒に泣かせて
密やかに散るひとひらの戀ね
あなたは愛の巡禮ね
巡り巡る白い神殿は
大理石の肌両手で抱いて
溢れる泉に口づけをした
狂おしいほどに愛を囁き
夜明けになったら旅立つの
やさしい男はそれだけで罪
可愛相だわ男も女も
積もることないひとひらの雪ね
女も愛の巡禮ね
祭壇の前に額づいて
一人を守ると誓ったあとに
ベールを脫ぎ去り體を開く
過ぎ去る月日は戀ゆえ早い
切ない吐息に急されて
移ろう女のそれだけが愛
可愛相だわ一緒に泣いてね
秘めやかに舞うひとひらの夢よ
掬い上げたら幻のように
消えてしまうのひとひらの雪ね