もうひとつの土曜日
中西保志
もうひとつの土曜日 歌詞
昨夜眠れずに泣いていたんだろ
彼からの電話待ち続けて
テーブルの向こうで君は笑うけど
瞳ふちどる悲しみの影
息がつまる程人並みに押されて
夕暮れ電車でアパートへ帰る
ただ週末の僅かな彼との時を
つなぎ合わせて君は生きてる
もう彼のことは忘れてしまえよ
まだ君は若くその頬の涙
乾かせる誰かがこの町のどこかで
君のことを待ち続けている
振り向いて
探して探して
君を想う時喜びと悲しみ
ふたつの想いに揺れ動いている
君を裁こうとするその心が
時におれを傷つけてしまう
今夜町に出よう友達に借りた
オンボロ車で海まで走ろう
この週末の夜はおれにくれないか
たとえ最初で最後の夜でも
真直ぐに
見つめて見つめて
子供の頃君が夢見ていたもの
葉えることなど出來ないかもしれない
ただいつも傍にいて手をかしてあげよう
受け取って欲しいこの指輪を
受け取って欲しいこの心を