灰になってしまいそうだ
Gumiぬゆり
灰になってしまいそうだ 歌詞
聲が陰った移ろ往く過去を消して拭いた
灰になってしまう前に消えた
もうどうだっていいんだと
泣いて捨てた灰色に染まる僕を
もうそんなこと言うのなら
通りすぎる夢でも見ていなよ
僕の妄想の姿は死んで
投影した影にも目が眩む
聞き慣れた苦痛が身を縛る
真綿で首を締め上げるように
聲も掠れ青に融け合っていく
最低な日々に押しつぶされてしまいそうだ
最低な僕を浮き彫りにして
廃退の日々で色あせていく聲を裂いた
僕の手で君の目でその腕で
枯れていく星の隙間に
誰かの言葉を探している
焼き付いて僕の迴路に
思考にこびりついて剝がれない
反芻している聲の間に
呼吸を止めて涙で濡らす
頬を、雨を、空に絡まってゆく
低迷の中で飲み込まれてしまいそうだ
最低の君に殺されていく
混迷の夢が滲んで踏みつけられていく
目の前でそのままで閉じていく
聲が陰った移ろ往く過去を消して拭いた
灰色に染まる僕は消えた
もうどうだっていいんだと
泣いて捨てた
灰になってしまいそうだ