はなぐすり(翻自 可不)
Ame
はなぐすり(翻自 可不) 歌詞
二酸化炭素の泡
グラスで歪んだ向こう岸
で不貞腐れているあなたが
いぢらし過ぎて儚いのだ
今気化した簡素な酔い
不合致な愚行で水の泡
「と思った?」と覗くあなたが
分別の無い子供みたいで
觸れていたいの
掌だけで良い
暮れかねる空に焦って
絡み付く夕陽を引き剝がす
雲を串刺す稲光
綿菓子みたい溶ける夜
どれでも良いよどれでも良いよ
だからお願い
居ても立っても居られない
烏みたいに啀み合い
嘯く言葉芽吹く言葉もまた必要悪でしょう
二酸化炭素の泡
しゅわりしゅわしゅわり
また浮いていく迷子の泡
しゅわわ
大抵の理想
笑うから內緒
廃れていく空嫌がって
墮落するあなたを引き留める
遂に口出す通り雨
蝙蝠傘で獨り佔め
これで良いのよこれで良いのよ
今はお願い
街を歩けばすれ違い
赤の他人が滑る夜
冷たい身體微溫い身體もまた必要なのでしょう