誰か、海を。
Aimer
誰か、海を。 歌詞
誰か海を撒いてはくれないか
ぼくの頭上に
沈んでゆく魚と太陽を
浴びたいのだ
あざやかな未知
躓いて消える魔法
プレパラート越しに見える
ひび割れた空
廃墟の屋上に
辿り著く綿毛の
囁きをかこむ
ぼくらはうた
灰色の地上に
飾られたひかりの
轟きを纏う
ぼくらは花束
毟られた翼を
♪
ことばふきかえす息もなく
艶やかに散る
海鳥満ち引きの真ん中に
噓つきの星
またたき導いては突き放し
船を漕ぐ
真夜中の海
殘響の潮風と
燃えさかる世界に
頬をうずめ
ひしめく聲たちのうずまきのただなか
手をつなぎ針の雨をくぐるの
暮れてく絶景におちてく逆さまの
陽炎とあそび時間と踴るの
廃墟の屋上に
辿り著く綿毛の
囁きをかこむ
ぼくらはうた
灰色の地上に
飾られたひかりの
轟きを纏う
ぼくらは花束
廃墟の屋上に
囁きをかこむ
ぼくらはうた
灰色の地上に
ひかりの
轟きを纏う
廃墟の屋上に
♪
誰か海を撒いてはくれないか
ぼくらの天井に