君を貫いて
v flower香椎モイミ
君を貫いて 歌詞
きっと答えはもう隨分前から出ていた
嫉妬、後悔が起因して鉛のように重い
僕の身體
ただ僕は透明でありたかった
好意猛威狂気に変わって
生も命も精巧だ本當は単純でいいのに
君を貫いて等価交換しよう
散りばめられた甘言さえ愛おしい
染まらないで完璧でいてほしいから
僕は透明でいるよ美しい戀にしよう
ただ僕は聡明でありたかった
脳に一人こびりついて
「ねえ、もういいよ。」
どうして?君はまだ汚れてなんかいないんだ!
亜麻色の髪なびかせていつまでも少女のままで
狂おしいんだもう戻れない夜に
僕はまだ囚われたままべたべたに色を塗り返す
自己完結に縋り付くから、どうか――
君を貫いてよ
「このままでいいの?本當に?」
そんな顔するなよ
君が「染まりたい」と望んだから嗚呼
僕らはここで終わりだ美しい君だけが…
君を貫いて等価交換しよう
散り際の緋鮮鋭さに目が眩み
染まらないよ完璧がまた見たいから
僕は透明を貫くよ美しい戀にしよう